
TSS(旧名 The Sunday Sadness) はフランス出身のモダンメタルバンドで、emo、metalcore、alternative rock、synthwave、さらに近年では phonk や neo-metal などを融合させた独自のサウンドで知られている。バンドは2016年に Kirby によって結成され、彼の emo と metalcore のルーツを組み合わせた新しい音楽を目指した。まもなく John(ギター) と Hugo(ドラム) が加わり、現在の体制が固まった。
2017年12月、デビューシングル 「The Wrong Way」 をリリース。続く2018年5月には 「Lost In The Crowd」 を発表し、この楽曲をきっかけにパリで Asking Alexandria のオープニングアクトを務め、初の大規模ライブを経験。この公演により、TSS はフランスの音楽シーンで注目を集める存在となった。
2018年のシングル 「Someone」 は synthwave と retrowave を融合した楽曲で、ギタリスト John がセカンドボーカルとして参加する転機となった。2019年5月にはセルフタイトルのデビューEPを発表し、リード曲 「Damn I Hate It」 は funk、synthwave、emo を融合したサウンドで高い評価を得た。人気の高まりは、パリで行われたリリースライブがソールドアウトしたことでも証明された。
その後、楽曲に フランス語の歌詞 を取り入れるようになり、2019年9月には 「YAYAYA」 を発表。その独創性が独立レーベル PlayTwo の目に留まり、Warner Music とフランスのテレビ局 TF1 と共同でアルバム 『REGRETS』 を制作することとなる。2021年9月にはバンド名を TSS に改名し、シングル 「1996」 をリリースしてフランス国内で大きな注目を集めた。
2023年2月には Bring Me The Horizon や Poppy に影響を受けたモダンメタルコア楽曲 「Tes Pleurs」 を発表し、よりアグレッシブなサウンドへと進化。ゴシック/K-pop 的な独自のビジュアル美学を保ちながら、さらに幅広いファン層を獲得した。続く2023年8月の 「Fantasize」 は alternative rock、j-rock、phonk、metal を融合した実験的な楽曲で、SNSで話題となり Spotify で数百万回再生を記録した。
2023年12月に発表された 「Would You Be My Therapy?」 は iTunes のロックチャートで首位を獲得し、多くのレーベルから注目を集めた。2024年9月、Fearless Records と契約した TSS は、新曲 「KILLING ME」 をリリース。neo-metal、2000年代ロック、metalcore を融合した楽曲で、2000年代のホラー映画や『マトリックス』に着想を得たビジュアルのMVも話題となった。
ジャンルを横断する革新的な音楽と挑戦的なスタイルにより、TSS は現代メタルシーンにおいて 急速に台頭する存在 として、さまざまな音楽コミュニティでファンを拡大し続けている。


