
漂流出口(Outlet Drift)は、台湾出身の 3 人組バンド。独自の「魔性のアミ族流ロック(海口味)」を核とし、聴く者を引き込むメロディから、波のように自由で即興的なアンサンブルを展開する。3 人のメンバーが織りなすサウンドは、時に激しく、時に穏やかな引き潮のように、豊かで凝縮感のある響きを生み出す。バンドは台湾原住民の古調や豊年祭の舞踏、そしてアミ族の儀式における哲学や芸術から深いインスピレーションを受けている。これまでに第 32 回金曲獎「最優秀原住民語アルバム賞」、第 12 回金音獎「最優秀ロック楽曲賞」を受賞した。
2025 年には、原住民語によるセルフタイトルアルバム『Masonolay i Cepo’』をリリース。自然、口承史、そして文化のルーツへと立ち返り、サイケデリック、実験的、そして多様なロックの語彙を融合させることで、伝統を再解釈した独自の「新伝統(ニュー・トラディショナル)」サウンドを形作っている。東洋文化と西洋ロックが衝突し交差する中で、彼らは伝統に敬意を払いつつ、現代的な表現で世界へとその声を届けている。
漂流出口は、PASIWALI フェスティバル、月光海音楽会、金曲国際音楽節、浪人祭など、数多くの重要な音楽イベントに出演。海外公演もヨーロッパ、アジア、オーストラリアに及び、スペインの Primavera Sound、シンガポールの Baybeats、オーストラリアの SXSW Sydney、チェコの Colours of Ostrava といった世界的な音楽ステージでパフォーマンスを披露している。


